犬の食事回数と時間帯で健康が決まる!子犬・成犬・老犬での違いも解説します
犬を飼い始めると誰でも一度は「犬の食事回数」を気にしたことがあるはずです。
私も「ドッグフードは1日に何回あげればいいのか?そしてその時間帯は?」ということが気になっていました。
犬をはじめ動物の祖先は、自然界で獲物を獲られたときが食事の時間でした。そのため決まった時間に食べ物を食べるようになったのは、人間に飼われてペットになってからです。
もちろん健康にいいのは決まった時間に決まった量を食べることで、人間に飼われるようになって犬の平均寿命もかなり伸びました。また、最近の健康志向の影響で、質の良い原材料を使った「プレミアムフード」も人気となり、犬の平均寿命もさらに伸びています。
このページでは、犬の食事の回数と時間帯について、子犬・成犬・老犬と年齢別に詳しくご紹介します。
犬の食事の回数と時間帯
まず基本的なこととして、犬も人間と同じで「1日3回、朝・昼・晩の食事が理想的」と言われています。
人間と違うのは、どの食事でも与えるドッグフードは同じで量も一定ということ。時間はなるべく等間隔になるように与えます。
ただし、犬の年齢によって細かい調整は必要です。またわんちゃんの体調(具合を悪くしている・元々胃腸が弱い)によっても調整が必要です。
子犬(0歳~1歳)の場合
子犬の場合は、1日3回の食事にしましょう。
子犬の時期(0歳~1歳)は体が急激に成長する時期です。成長に合わせてたくさんの栄養・エネルギーが必要になってきます。子犬向けの高タンパク・高カロリーのドッグフードを1日3回あげるようにしましょう。
1日3回の食事だと与える時間帯は以下のようになります。
1回目 | 2回目 | 3回目 | |
---|---|---|---|
理想 | 6:00 | 14:00 | 22:00 |
昼間いない場合 | 8:00 | 18:00 | 23:00 |
成犬(1歳~10歳)の場合
成犬の場合は、1日2回の食事にしましょう。
成犬になると消化器官が発達して1度にたくさんのドッグフードを食べられるようになります。また、子犬の時期ほどエネルギーを必要としないため、与える量も子犬ほど必要なくなるからです。※量についてはドッグフードのパッケージどおりが基本です。
ただし、胃腸が弱いわんちゃんの場合は1日2回にすると、吐いてしまったりお腹を壊して下痢をしてしまう場合もあります。その場合は1日3回にして1回の量を少なくしてください。
1日2回の食事だと与える時間帯は以下のようになります。
1回目 | 2回目 | |
---|---|---|
1日2回 | 8:00 | 20:00 |
老犬(10歳~)の場合
老犬(シニア犬)の場合は、1日3回~4回の食事にしましょう。
犬も年齢を重ねると体が老化して内臓が弱くなります。消化器官の働きも弱くなってくるので、ドッグフードも少ない量をこまめに与えるのが基本です。
とはいえ、成犬のときのリズムで吐いたり具合を悪くしなければ、ボリュームも回数もあえて変える必要はありません。逆にいつものリズムと違うことで体調を崩す場合もあります。
あくまでも様子をみながら調節することが大事です。
1日4回の食事だと与える時間帯は以下のようになります。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | |
---|---|---|---|---|
時間 | 7:00 | 12:00 | 17:00 | 22:00 |
上記のような等間隔の時間分けが理想なのですが、回数が多くなればなるほど与える方は大変です。仕事など抱えてる人は難しい場合もあります。
食事回数を守るための便利グッズ
どうしても昼間家にいてあげられないときは、タイマーをセットすると自動的にドッグフードが出てくるグッズなどを利用するといいでしょう。
私は基本的に家にいるのですが、たまにどうしても長時間出かけなくてはならない用事もあります。
そういった時に使っているのが「リモートで見ることもできて、オヤツもあげることができるドッグカメラ」です。
ペット監視用のカメラは他にもいろいろとあるけど、このファーボという商品は以下が気に入って使ってます♪
- リモートで監視できる
- リモートでカメラが自在に動かせる
- カメラの解像度がキレイ
- リモートからオヤツをあげられる
- 食事もタイマー制御できる
- 食事のタイマーが正確
値段がちょっとだけお高めなこともあって、ほしい機能がすべてついてるし、機能の質が高い!
機能の質が高いというのは、たとえば食事のタイマー機能。私が以前使っていたやつは、タイマー機能があるけど不正確で、たまに食事が提供されないこともありました。お留守番してるワンちゃんにとって、食事が出ないのは可哀想ですよね。
安い商品だと、こういった「正常に動かない」ということがよくあるのですが、ファーボはそういった不具合は一切なし!今まで使ってて、便利さを感じるばかりです。

こういった商品を上手に利用して、外出時もワンちゃんにお腹空かせて待たせることなく、食事回数のコントロールをしてあげたいですね。
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ドッグフードの回数と時間帯を変えるケース
基本的には1日2回、もしくは3回に分けてドッグフードを与えるのが理想ですが、ドッグフードの回数や時間帯を変えたほうがいい場合もあります。
季節の変わり目によって変える
実際に犬を飼っているとよくわかるのですが、わんちゃんは季節の変わり目で体調を崩しやすくなります。
うちの犬(チワワ)は冬から春にかけての温度変化、秋から冬にかけての温度変化に弱くて、この変わり目で胃腸の調子が弱くなるみたいです。
この時期は、いつも1日2回の食事を1日3回に分けて与えてます。また、ドライフードも水でふやかして柔らかくして胃腸の負担を軽くしてあげてます。
急激な温度変化や湿度の変化に敏感なので、季節の変わり目は気をつけてあげてください。
お腹が空くと吐いてしまう犬の場合
犬によってはお腹が空くとすぐに胃液を吐いてしまう犬もいます。
チワワなど小型犬に多いのですが、お腹が空くとすぐに吐いてしまう犬の場合、ドッグフードの回数をこまめに分けてあげるとピタリと止まります。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | |
---|---|---|---|---|---|
時間 | 6:00 | 10:00 | 14:00 | 18:00 | 22:00 |
1日5回はかなり極端な例ですが胃腸への負担は軽くしてあげることができます。この場合も昼間に家にいることが難しいなら、先ほど紹介したようなグッズを利用して自動でドッグフードを与えられると便利ですね。

ドッグフードの回数に応じて、1回に与えるドッグフードの量を調節します。
例えば、1日100gが適量のドッグフードの場合、1日2回なら1回に50g、1日5回なら1回に20gです。量はしっかり計量して適量を与えるようにしましょう。
ドッグフードを与える時間と回数にこだわる理由
なぜ犬の食事回数と時間にこだわるのか?
それにはちゃんとした理由があります。
体(胃腸)への負担
ドッグフードのを与える時間や量が毎日違うと、犬の体(特に胃腸)への負担になります。
たとえば、人間に当てはめて考えてみてください。
毎朝8時くらいに軽くサラダを食べる生活が続いていたのに、急に寝起きの6時に大量の焼き肉を食べろと言われたらどうですか?胸焼け胃もたれ必至ですよね。
また、朝食が8時なのに、昼食が16時、夕飯が18時なんて不規則だったらどうでしょうか?昼食までにはお腹が空き過ぎてしまうし、昼食が消化しきれてないのにもう夕飯です。
犬も人間も同じです。
毎日決まった時間に決まった量(カロリー)のドッグフードを食べるのが、一番体に負担が少なくて病気や体調不良になりにくいんです。
肥満防止
これも犬も人間も同じですね。不規則な食生活は肥満につながります。
人間と同じように、犬の肥満も「犬の社会」では問題となっています。肥満は肝臓や腎臓の病気・関節炎や椎間板ヘルニアなどの疾患につながるからです。
犬は自分から食べる量や時間帯を決めることができません。食事の量・時間・食事内容を決めるのは全て飼い主です。言い換えれば、犬の肥満は100%飼い主の責任です。
- 忙しくてドッグフードの時間帯が不規則になる
- せがむからといって、必要以上に量を与えてしまう
これらは全て飼い主の怠慢です。
時間が不規則になりそうなら、先ほど紹介したようなグッズを利用して、決まった時間に決まった量を与えるようにしましょう。

食事(ドッグフード)は毎日与えるもの。ちょっとした違いでも毎日の積み重ねで体への影響は大きくなります。犬も人間も規則正しい食生活が健康には大事です。
質の良いドッグフードを規則正しく
ドッグフードは毎日食べるものだから、健康に一番に影響します。
質の良くないドッグフードを不規則に与えていては、犬も長生きできません。人間の食べ物を与えれば糖尿病・腎臓・肝臓・胃腸の疾患(病気)の可能性は大きくなります。
- 質の良いドッグフード
- 毎日規則正しい時間と量
うちのワンちゃん(チワワ)はもうすぐ12歳。人間でいえばおばあちゃんと呼ばれる年代です。もともと健康なワンちゃんですが、さすがに代謝が悪くなって太りやすくなったし、胃腸も弱くなる日が増えました。
食事の回数とか時間をちゃんとするのもそうですが、年齢に合った食事内容ということで、最近ドッグフードは「ピッコロドッグフード」に変えてます。
- カロリー控えめで老犬(シニア犬)にピッタリ
- グレインフリー、国内生産で安心安全
- 獣医師も推奨しているバランスフード
というのが決め手になりました。
太ることなく、下痢や便秘にもならず、毎日健康でいてくれています。
食事は毎日とるもの。そして食事は体の健康を保つ唯一の方法です。愛犬にいつまでも元気で長生きしてもらうために、毎日のことに気をつけましょう。
カロリー控えめでバランスのよいピッコロドッグフードの詳細はこちら

ピッコロドッグフードの他にも、犬種別や年齢でおすすめのドッグフードを紹介しています。
⇒安心安全で栄養バランスが整ったドッグフード一覧
ぜひドッグフード選びのご参考にしてみてください。