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ドッグフードを食べないときの食べさせ方(解決法)

いつも食べてくれるドッグフードを食べなくなる。長く犬を飼っているとドッグフードを食べないときがあります。

大体が具合が悪い時で、お腹の調子が悪い・気持ちが悪いといった軽いものから、熱がある・何らかの大きな病気にかかっているといった重篤なものまであります。どうやったら食べてくれるのか?どこまで様子を見ればいいのか?気になりますよね。

そこで今回は、飼い犬がドッグフードを食べなくなったときについて、

  • どのくらい様子を見ればいいのか?
  • 無理やり食べさせてもいいのか?
  • 食べさせる方法はあるのか?

について詳しくご紹介したいと思います。

様子を見る期間

様子を見る期間も「どのくらい食べないか」によります。

全く食べない(手を付けない)とき

そのままにしてしまうとどんどん衰弱してしまいます。

後述する「食べさせる方法」を実践しても全く食べてくれないときは、様子を見ていいのは長くて2日くらいです。

3日目になっても全く食べない状態ならすぐに動物病院(獣医)に連れてってください。

食べるけど途中で残す

食べるけど途中で残す・なんとなく食べる勢いがない。こういったときは、後述する食べさせ方をすれば食べてくれることもあるし、段々と食欲も体調も戻ることがあります。

季節の変わり目や、普段動かない犬が運動したりすると、2,3日調子が上がらない場合もあります。

何でもかんでも動物病院に連れて行くとそれ自体が犬にはストレスになってしまうので、まずは対処法を実践して、半分くらい食べてくれる状態なら5日間くらいは様子を見てみましょう。

食べないときの食べさせ方(対処法)

ドッグフードを温める

犬は味覚が鈍くドッグフードのニオイで美味しさを判断しています。そのためドッグフードのニオイを感じやすくすることで食べてくれることがあります。
参考【犬の味覚】犬はどこで味(美味しさ)を感じているのか?

そのため、まずはドッグフードを温めてみてください。ドッグフードを温めるとニオイも一層強くなり食べてくれるようになります。

電子レンジでもいいのですが、あまり温めすぎると熱くなって食べなくなってしまうので注意です。適温は36度~37度程度なので、ドライヤーで温めるのもいいでしょう。

柔らかくしてみる

もしドライフードを使っているのなら、水でふやかして柔らかくするのもいいでしょう。

犬は口当たりが柔らかく、粘っこいもの(粘着性があるもの)を好みます。丸飲みが基本なので丸飲みしたときにニオイが立ちやすく喉越しがいいからです。

ドライフードを水でふやかして少し混ぜてミンチ状にしてから与えてみてください。36度~37度くらいのお湯で温めながら柔らかくするとより一層効果的です。

鶏肉を少し混ぜてみる

これは病気などで食べてほしいのに食べなかった場合のみの方法です。

犬はアミノ酸や脂肪分に美味しさを感じます。脂肪分といっても人間のように霜降り肉が必要なわけではありません。

最適なのは鶏のササミ。味付けはしないで鶏のササミをドッグフードに少し混ぜてみましょう。このときドライフードだとフードを避けてササミだけ食べてしまうので、フードと一緒にミンチ状にしてから与えるようにしてください。

ただし、くれぐれも鶏ササミを主体としないこと。また体調が悪い時以外はこの方法で日常的に与えないでください。鶏ササミの味を覚えてしまい、ドッグフードをますます食べなくなってしまいます。

ドッグフードをローテーションしてみる

犬は基本的にドッグフードの味に飽きることがなく、同じドッグフードもお腹が空けば食べ続けます。「うちの子は好き嫌いが激しい」という人の大半が、ドッグフード以外の食べ物を与えていることが原因です。生まれてからドッグフードしか与えてなければそれ以外の味を知ることがないので、それを必ず食べてくれます。

ただ、稀に本当に好き嫌いが激しい嗜好性の高い犬がいます。

そういった場合は、同じような栄養価・栄養バランスのいくつかのドッグフードをローテーションして与えるのもひとつの方法です。

たとえば、プレミアムフードで有名な「カナガンドッグフード」と「モグワンドッグフード」。この2つは栄養価・栄養バランス的にはとても似たドッグフードですが、ドッグフードのニオイが全然違います。

カナガンは鶏肉50%なので、かなり肉のニオイが強いフードです。対してモグワンは、鶏肉25%、サーモン25%くらいなので、それほど肉のニオイが強くありません。

前述したとおり、犬はニオイでドッグフードの美味しさを判断するので、好き嫌いが激しい犬はこの方法が非常に効果があります。

ドッグフードの与え方でダメなこと

普段食べているドッグフードを食べないときは何らかの理由があるときです。体調不良が一番の原因なのですが、飼い主が原因で食べなくなることもよくあります。

ドッグフードを片付けない

ドッグフードを食べないからといって片付けないことはありませんか?いつか食べるからと放っておくと犬はどんどん食べなくなります。また、いつでも食べられると空腹ができない状態でもあります。

  • 食べないと片付けられる
  • ある程度お腹が空く時間を作る

ドッグフードを出したらすぐに食べる習慣をつけるためにも、ドッグフードを出して10分くらい食べなければ片付ける。次の時間まで食べ物は与えないという習慣づけが重要です。

食べかけのドッグフードを次の食事で出さない

もしあなたが、前の食事で残した食べかけを次に出されたらどうですか?気分のいい人はあまりいませんよね。それは犬も同じです。

食べかけなのかどうかは犬もわかります。そしてできれば新しいドッグフードを食べたいものです。

また、食べかけのドッグフードは衛生面でもよくありません。犬の唾液には細菌が多く、ドッグフードに付着すると細菌が繁殖しやすくなります。特にウェットフードは食べかけじゃなくてもすぐに腐ります。

ドッグフードを食べる習慣づけにも、衛生面からも、一度出したドッグフードは食べなかったら廃棄して、常に新しいドッグフードを出すようにしましょう。

ドッグフードを食べないときのまとめ

ドッグフードを食べないときの解決法についてご紹介しました。

犬を飼っていると「今回は少し様子見てみよう」「これはすぐに病院に連れて行ったほうがいい」というのが何となくわかるようになります。

明らかに体調が悪かったり、ドッグフードを全く食べないときは長くて2日。3日目になっても一向に治らない場合はすぐに動物病院に連れてってください。

食べるけど勢いがない、半分くらい残してしまう。気持ちが悪かったり・お腹の調子が悪かったり・季節の変わり目でも起こります。うちのワンちゃん(チワワ)もそうです。そんなときは今回の方法で食べさせてみて、無事に食欲が戻ればそのままでも大丈夫です。

ただ、どちらかわからないときは、念のため動物病院で診てもらった方がいいでしょう。

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