プレミアムドッグフードの選び方とおすすめ商品をご紹介
ペットショップのドッグフード売り場に行くと、いろいろな会社から多種多様なドッグフードが販売されています。初めてドッグフードを買う人は、その中から「どれがいいのか?どれが自分の犬に合うのか?」を選ぶのは難しいですよね。
基本的に「プレミアムフード」と呼ばれるドッグフードを選んでおけば間違いありません。
でも、どれがプレミアムフードでどれがレギュラーフードなのか、一見しただけではわからないですよね。私も最初の頃はそうでした。
このページではプレミアムフードとレギュラーフードの違いを説明します。そして「なぜプレミアムフードがいいのか」という点についても説明します。
プレミアムフードとは
実は、プレミアムフードとは正式に定義されているものはありませんが、一般的に言われている基準みたいなものはあります
AAFCOの栄養基準をクリアしている
AAFCO(Association of American Feed Control Officials:米国飼料検査官協会)という国際的に有名な栄養基準があり、それをクリアしているドッグフードをプレミアムフードと呼びます。
原材料や栄養素のバランスにも厳しい基準があり、製造工程や販売経路などの原材料以外についても基準があります。
グレインフリー(穀物不使用)であること
犬の体に負担となる小麦・とうもろこしなど穀物が不使用であることです。
小麦やとうもろこしは安く量を増やせるため、ドッグフードのかさ増しとしてよく使われますが、栄養価が低く犬にとって消化もよくないため入ってほしくない食材です。
グレインフリーと穀物の定義については以下のページで詳しくまとめてあります。野菜や植物全般が悪いわけではないので、よく理解してドッグフードを選んでください。
ヒューマングレードであること
ヒューマングレードとは、人間でも食べることができる食材を使ってつくられたドッグフードです。
安いドッグフードの中には4Dミートと呼ばれる動物の死骸や内臓などを含んだ肉から作られているドッグフードもあります。当然品質も悪く、病気になる危険性も高くなります。
価格が1kg1,000以上
一般的には1kgあたり1,000円を超えるドッグフードはプレミアムフードの価格と呼ばれます。
高いフードにはそれなりの理由があります。
原材料の産地や質にこだわっていることが多く、新鮮で安心安全が確保されます。製造途中で不純物が混ざる危険性もありません。
原材料・品質・栄養バランスは犬の健康のためには重要で、そういった部分をこだわると自然と価格は高くなってしまいます。決して余計なものを入れて高くしているわけではありません。
レギュラーフードとは?
レギュラーフードとは上記で説明した「プレミアムフード以外のドッグフード」です。
4Dミートなど粗悪な食材を使っている可能性がある
ドッグフードの原材料には4Dミートと呼ばれる粗悪な食材を使っているものもあります。
4Dとは
- Dead:既に死んだ動物の肉
- Dying:死にかけていた動物の肉
- Disabled:障害や怪我のある動物の肉
- Diseased:病気の動物の肉
のことです。
4Dミートは原材料の表記では「肉類・○○等・○○副産物・○○ミール・○○ミート・○○パウダー・○○エキス(○○には動物の名前が入ります)」と表現されます。
「原産地が明確!」と謳っているドッグフードでも、ミール系や副産物が含まれている時点で食材の品質は低いと言えます。
4Dミートや食材の危険性については以下のページで詳しくまとめてあります。レギュラーフードを与えるなら、ぜひ食材のリスクを知った上で判断してください。
小麦やとうもろこしを使っている
小麦やとうもろこしなど、原価の安い穀物が使用されているドッグフードもレギュラーフードと呼ばれます。
小麦やとうもろこしですぐに体調が悪くなるわけではありませんが、長い間胃腸に負担をかけることで免疫力は低下するし、体の代謝も悪くなり病気がちになります。また、食べ物のアレルギー症状として多いのも安い穀物が原因です。
価格が1kg1,000以下のドッグフード
安ければ必ず悪いというわけではありませんが、犬の健康を考えて作られたドッグフードはどうしても値段が高くなります。つまり安いドッグフードはどこかで健康と引き換えに価格を削っているということです。
それぞれの家庭の経済事情もありますが、レギュラーフードを与えると病気やアレルギーの可能性も高くなり、結局は獣医などで費用がかかる可能性も高くなります。

プレミアムドッグフードを与えることがワンちゃんの健康のためにもいいし、実は一番経済的でもあるんです。
おすすめのプレミアムドッグフード
おすすめのプレミアムドッグフードをご紹介します。
モグワンドッグフード
おすすめのプレミアムドッグフードと言えば、当サイトでもイチオシしている「モグワンドッグフード」です。
- AAFCOの栄養基準をクリアしている
- グレインフリー
- ヒューマングレード
というプレミアムドッグフードの基準を満たしています。
さらに、タンパク質28%、脂質12%、カロリー344Kcal(100gあたり)という理想的な栄養バランスで、子犬・成犬・老犬初期にかけて最適なドッグフードです。
モグワンの栄養素 | 栄養素の効果 | |
---|---|---|
タンパク質 | 28% | 骨や筋肉など体のもととなる |
脂質 | 12% | 体を元気に動かすエネルギー |
カロリー (100gあたり) |
344Kcal | エネルギーの数量 |
粗繊維 | 3% | 胃腸の働きを助ける |
粗灰分 | 8% | ミネラルで免疫力アップ・老化防止 |
食材にもこだわりがあって、肉は新鮮なチキン・サーモンでバランスよく、エネルギーの元なる脂質や炭水化物はサツマイモ・えんどう豆・レンズ豆といった質の高い豆類から摂取できます。
余計な香料・添加物一切なしで、安全安心にそして健康第一に考えて作られているドッグフードで、価格面(食材の良さからのコスパ)も考えて、一番におすすめできるプレミアムドッグフードです。

モグワンドッグフードには100円で2食分おためしできるモニターサービスがあります。モニターを利用した後に購入すると初回半額になるサービスもあるので、ぜひ気軽に試してみてください。
プレミアムドッグフードのおすすめブランドは?
ブランドによる違いもあります。
例えば、ペット先進国イギリスでも有名で日本でも人気のある「カナガンドッグフード」はブランドでプレミアムフードに大別されます。実績も評判も高いし、もちろん原材料・栄養素バランスを見ても高品質です。
また、ファインペッツ、アカナといったブランドも有名なプレミアムフードです。
ペット先進国であるイギリスやアメリカでは、ペットの人格が認められていて、ドッグフードも犬の健康を第一に考えられています。
ブランドというのは、いいドッグフードを選ぶひとつの指標になります。それだけ長年の信頼があり、信頼があるからこそ会社もプライドをもっていい製品を作ろうとするからです。
おすすめブランドとプレミアムドッグフードについて、一覧でまとめてあります。他にどういったブランドがあるか気になる方はご参考にしてください。
原産国による違いはあるのか?
人間の食べる食材では、よく「日本製(国産)が一番」と言われます。それは間違いありません。もちろん全てが全て安心というわけではありませんが、海外製(外国産)から比べれば、食材の質もいいし安全性も高いです。
ですが、ドッグフードは必ず国産がいいとは限りません。むしろペット先進国であるイギリスやアメリカで販売されていたり、その会社が作っているドッグフードの方が品質は高いです。
ずさんなブリーダーやペットショップが多いように、日本はまだまだペット後進国です。ドッグフードの重要性が注目されてプレミアムフードが出回るようになったのもごく最近のことです。そのため日本の会社のフードの開発も遅れています。
もちろん東南アジアや中国で作られたフードよりも質はいいですが、単純に原産国(生産国)で言えば
- 信頼できる国 :イギリス、アメリカ、カナダ、日本
- 信頼できない国:中国、韓国、東南アジア
となります。
プレミアムドッグフードじゃないと犬にどういう影響があるの?
プレミアムドッグフードじゃない、つまりレギュラーフードということになるのですが、レギュラーフードの場合、犬にとって以下のような影響が考えられます。
食物アレルギーが起きやすい
レギュラーフードには食物アレルギーが起きやすい食材が使われています。代表的な例でいうと小麦やとうもろこしです。
もちろん小麦やとうもろこしが入っていると必ずアレルギーになるわけではありません。またプレミアムドッグフードなら絶対にアレルギーにならないわけでもありません。
ですが、アレルギーになる可能性は、アレルギーになりやすいと科学的に言われている食材を使っているレギュラーフードの方が圧倒的に高いでしょう。
- 涙やけ
- 目ヤニ、目の周りの赤み
- 耳の縁が黒くなる
- 皮膚病、痒がる
といった症状は定常化しやすい(定着して治らなくなってしまう)ので、アレルギー症状がでたらすぐにドッグフードを切り替えることが大切です。
ドッグフードとアレルギーについては以下のページで詳しくまとめてあります。ぜひ合わせて読んでみてください。
病気になりやすく短命になる
これもアレルギーと一緒で必ずではないですが、レギュラーフードだと病気になりやすく短命になる可能性は高くなります。
使われている食材に4Dミートや発癌性が疑われる香料・添加物が入っている場合、癌や病気のリスクが高くなります。犬の病気でもっとも多く致死率が高いのが癌です。
また、栄養バランス的にも悪いものが多く、タンパク質が足りなかったり脂質が極端に多かったりします。高血圧・糖尿病といったリスクも高くなり、免疫力も弱く「病気しがちな犬」になってしまいます。
プレミアムドッグフードのまとめ
犬の健康を第一に考えるならプレミアムドッグフードにすべきです
レギュラーフードでも健康的な犬はたくさんいますが、今回説明したように、病気やアレルギーになる可能性はグッと高くなってしまいます。
もしドッグフードが原因で病気などになってしまったら、その治療の方がお金がかかってしまいます。費用を抑えるためにレギュラーフードにしたのに、動物病院(獣医)に行く機会が増えてしまっては、犬にも飼い主にもいいことではありません。
毎日食べ続けるものだから出費も抑えたいところですが、毎日続けるからこそ一番大事なことだし、結果として健康が続けばお金もかかりません。
当サイトで実際に分析してみたプレミアムフードを参考にして、ぜひワンちゃんの健康を守ってあげてください。

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