ドットわんの安全性 成分と栄養素から解析
ドットわんは、犬の空腹を満たすだけの「エサ」ではなく、健康的な強い体を作るための「食事」を届けることを目的としたドッグフードです。
5年後も10年後も、大好きな飼い主とずっと元気に過ごせるように・・という願いを込めて、ほとんどの食材を、日本国内の産地から直接仕入れている安全性が特徴です。
今回は、ドットわんのドッグフードについて、成分からみた安全性や健康目的を見ていき、最後に総合評価をまとめます。
ドットわんのドッグフードの種類

- ドットわんごはん-Red mind-
- ドットわん鶏ごはん
- ドットわん豚ごはん
- ドットわん魚ごはん
今回はこの中から「ドットわんごはん-Red mind-」についてまとめます。
ドットわんの原材料

豆腐おから(埼玉・神泉村産)、牛肉(国産)、玄米(山形産・他)、牛エキス(国産)、小麦胚芽(北海道産・他)、食用牛骨カルシウム(国産)、牛オイル(国産)、にんじん(千葉産・他)、昆布・ワカメ(北海道産・他)、カツオエキス(静岡・焼津産)、豚腎臓(国産)、豚肝臓(国産)、ビタミンE(大豆由来・遺伝子組換えでない)
ドットわんの成分分析値(たんぱく質~%など)
粗たん白質 | 30.0%以上 |
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粗脂肪 | 10.0%以上 |
粗繊維 | 6.0%以下 |
粗灰分 | 8.0%以下 |
水分 | 3.0%以下 |
ドットわんの詳細
容量 | 120g / 500g / 3kg |
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価格 | 120 g=486円 / 500g=1,728円 / 3kg=9,331円 ※公式HPにて、2017/6/10時点の販売価格(税込)を記載 |
1kgあたりの価格 | 3,110円~(3kgで計算) |
代謝カロリー | 365kcal/100gあたり |
対応年齢 | 全年齢 |
原産国 | 日本 |
販売会社 | 株式会社ピュアボックス |
ドットわんの特徴
- 日本各地の産地訪問・厳選した食材
- 国産ならではの安全性
- 食材ごとの下調理で消化吸収しやすい状態に
- 食材そのものの栄養素を壊さない工夫
- 栄養添加物・香料・着色料・保存料の不使用
- 少量生産、品質劣化を防ぐ包材の使用
日本各地の産地訪問・厳選した食材
ドットわんが商品を作る上で最もこだわっているもの、それは「食材」です。どんなに加工や包材を工夫しても、食材そのものの質が低ければ、良いドッグフードを作ることは不可能だからです。
ドットわんでは、食材のほとんどを産地から直接仕入れています。日本各地の産地を訪問し、生産者の方々から直接食材の特徴・食材に込められた想い・食材へのこだわりを教えてもらいます。直接食材を見てその品質や魅力を確認した上で、犬の飼い主の立場に立ち、愛犬に与えたいものかどうか?を検討し、食材として使うかどうか?を決めています。生命力あふれる厳選食材を使うことで、強く元気な犬にできるようサポートしています。
国産ならではの安全性
ドットわんのドッグフード「ドットわんごはん-Red mind-」では、牛をベースに、13種類の食材を使っています。
全棟検査済みの国産牛を使っているだけでなく、野菜や穀物など日本各地から安全な品質の食材を調達している、こだわりの国産ドッグフードです。まただしのような香りで、やさしい味わい、サラリとした手触りの、全年齢対応の総合栄養食です。
食材ごとの下調理で消化吸収しやすい状態に
ドットわんでは、ドッグフードを製造・加工する工程で、消化吸収を良くするために下調理を行っています。
例えば玄米は炊飯し、にんじんや豚肝臓は茹でるなど、食材ごとに下調理を行うことで、食材そのものの旨味を引き出し、消化吸収しやすい状態にすることができます。
またドッグフードの粒の成形には、遠心力を応用して丸める回転釜を使っています。職人が、その日の気温・湿度に応じて、微調整を加えながら行います。
食材そのものの栄養素を壊さない工夫
ドットわんでは、ドッグフードを製造・加工する過程で、食材そのものの栄養素を壊さない工夫を施しています。
一般的なドライフードは、調理・殺菌のために、高温の熱処理が行われます。そしてその熱処理で壊された食材の栄養素を補てんするために使われるのが、栄養添加物です。
ドットわんでは、高温の熱処理ではなく、低温で時間をかけて乾燥させる方法を採用し、食材そのものの栄養をたっぷり摂れるドッグフード作りをしています。また含水量を3%以下にまで下げることで、保存料を添加せずに、6か月の保存期間に成功しています。
栄養添加物・香料・着色料・保存料の不使用
ドットわんでは、栄養添加物・香料・着色料・保存料は、一切使っていません。
本来、犬は生き抜くためのたくましい力(消化・吸収・代理機能)を保持していますが、栄養添加物などを継続的に与えられることで、その力が弱まり、病気にかかりやすくなると言われています。大切な愛犬に長生きしてもらうためには、その力を持つことが大切です。ドットわんでは、不要な加工はせず、栄養添加物は不使用とすることで、食材そのものから栄養を吸収できるように、食材・加工・包材に至るまで妥協を許さないものを使用、自然の恵みが詰まったドッグフード作りを目指しています。
少量生産、品質劣化を防ぐ包材の使用
ドットわんでは、出来たてのフードをそのままの品質で届けたいという想いから、2つの取り組みをしています。
1つ目は「ドッグフードの大量生産はせず、鮮度を保てるように、少しずつ生産すること」です。
2つ目は「ドッグフードの品質劣化を防ぐ包材を使用すること」です。品質が劣化する原因となる光・酸素・水を遮断する数層のアルミ製包材、かつ水分を含まないよう湿気を完全に遮断するタイプを使っています。また商品内容が分かりやすく手に取りやすいデザインや形状、開封後も鮮度を保つため密封性を高めるチャック式、各機能を保つ前提で簡素化しゴミが少なく済むようにするなど、さまざまな工夫がされています。
生産者の想いがこもった食材を使い、職人たちが腕を振るって作られた商品を、いつでもどこでも出来たてと変わらぬ品質で楽しめるよう、工夫されています。
ドットわんの総合評価
成分から見たドットわんの総合評価です。
総合評価:
食材のほとんどを国内の産地から直接仕入れているこだわり。原材料・ドッグフード自体の安全性について申し分ありません。使われている食材自体も質の高い食材を使用しているので、食材の栄養分を損なうことなく摂取できて、犬の健康にもつながります。
一生、毎日食べるものだから、食材の安全性は犬の健康に欠かせません。それを満たしているドッグフードです。
一方で、成分のバランスが少し気になります。今回取り上げた牛肉主体の「ドットわんごはん」も、鶏肉主体の「ドットわんとりごはん」も、ややタンパク質の割合が高いです。
成犬期(1歳~7歳くらい)ならこの成分バランスでも問題ありませんが、10歳以上の老犬くらいになると、もう少しタンパク質の割合を減らして炭水化物や脂質を多めにしたいところです。
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