ミニチュアダックスにおすすめのドッグフードと選び方
ダックスフンドはドイツ原産の犬種です。中世の時代から「狩猟犬」として活躍してきて、巣穴にいるアナグマを狩猟するため、手足が短く胴体が長くなるように改良されてきました。
ミニチュアダックスは、ペットとして飼いやすいようにさらに小さく改良された犬種で、日本でも人気のある犬種です。
このページでは、ミニチュアダックスの特徴を踏まえた上で、ミニチュアダックスにあったドッグフードの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
ミニチュアダックスのドッグフードの選び方
ミニチュアダックスは胴体が長く、腰や股関節に負担が大きいため「ヘルニア」を代表とする関節系のケガにかかりやすい犬種です。そのためドッグフードも、ケガや疾患を補うような栄養バランスを考えて与えてあげましょう。
高タンパク質のドッグフードを選ぶ
腰や股関節など補うために、骨や筋肉の元となるタンパク質が多めのドッグフードを選びましょう。骨や筋力の弱い小さい犬には特に重要な成分です。
また、スムースヘアード・ロングヘアードなど毛並みが美しいのもミニチュアダックスの特徴です。タンパク質は毛や皮膚の成長にも必要な成分なので、皮膚病を防止して美しい毛並みを維持するためにもタンパク質が必要です。
アレルギーの出やすい食材は避ける
ミニチュアダックスは、涙やけ・皮膚炎・外耳炎など食物アレルギーが出やすい犬種としても有名です。
犬にとってアレルギーが出やすいと言われている食材が「小麦・とうもろこし」で、犬にとっては消化が悪く胃腸の負担にもなってしまいます。
アレルギー症状はそのままにしておくと定常化してしまう(治らなくなってしまう)ので、アレルギーが出やすい食材を使っていない「グレインフリー(穀物不使用)」のドッグフードを選ぶようにしましょう。
粒が小さいドッグフードを選ぶ
ミニチュアダックスは体のサイズが小さいので、食べ物が通る「食道」も狭くなってます。
犬は基本的に食べ物を丸飲みするので、ドッグフードを丸飲みしたときにのどに引っかからないためにも、粒の小さいドッグフードを選ぶようにしましょう。
ミニチュアダックスにおすすめのドッグフード
上記の選び方に合う、ミニチュアダックスにおすすめのドッグフードをご紹介します。
モグワンドッグフード
グレインフリー(穀物不使用)で、タンパク質もミニチュアダックスに理想的な配合です。
タンパク質 | 脂質 | カロリー Kcal/100g |
|
---|---|---|---|
モグワン | 28% | 12% | 344Kcal |
ファインペッツ | 36% | 20% | 415Kcal |
オリジン | 38% | 18% | 394Kcal |
ロイヤルカナン | 19% | 12% | 378Kcal |
※有名なドッグフードとの比較
モグワン以外でもタンパク質の多いドッグフードはありますが、他のドッグフードは脂質・カロリーも多くなってしまうのが悪い点です。
ミニチュアダックスは太りやすい犬種でもあります。太ることで腰や股関節にさらに負担をかけることになり、ヘルニアなどのリスクを高めてしまいます。
そのため、タンパク質は多く、脂質・カロリーがそれほど高くないドッグフードが理想で、モグワンドッグフードはミニチュアダックスにとって最適な栄養バランスなんです。
また、小粒なのも小型のミニチュアダックスにはピッタリです。
真ん中に穴が空いているドーナツ状の形なので、万が一のどに詰まった時も安全だし、普通の粒よりもお腹の中で満腹感が得られやすいというメリットもあります。
グレインフリー(穀物不使用)・ヒューマングレード(人間でも食べられる食材のみを使用)という、いわゆるプレミアムドッグフードなので値段も少しお高めですが、ヘルニアなどのケガをしないで、いつまでも元気に長生きしてもらうためにも、ミニチュアダックスにはぜひモグワンドッグフードを食べさせてあげてください。

モグワンドッグフードには100円で2食分おためしできるモニターサービスがあります。モニターを利用した後に購入すると初回半額になるサービスもあるので、ぜひ気軽に試してみてください。
ミニチュアダックスの食事の注意点
ミニチュアダックスは非常に頭の良い犬で、それゆえにドッグフードで悩むケースも多いです。
できるだけオヤツは与えない
市販のオヤツ(ジャーキーやビスケット)はドッグフードよりも味やニオイがついて美味しいものです。
一度オヤツの美味しさを覚えてしまうとなかなかドッグフードを食べてくれません。オヤツだけでは栄養に偏りがあり、ミニチュアダックスが健康に育ってくれません。
オヤツは子犬の頃から与えないようにしましょう。
オヤツも人間の食べ物も与えなければ興味を示しません。与えて味を覚えるからこそオヤツをせがんだりドッグフードを食べなくなってしまうんです。頭の良いミニチュアダックスは特にそれが顕著なので注意しましょう。
太りやすいときはドッグフードの量を調節する
ミニチュアダックスは太りやすい犬で、同じ量のドッグフードを与えても、季節によって太る・痩せるを繰り返したりします。例えば、カロリー消費の少ない春から夏にかけては太りやすく、体温を維持するためカロリー消費の多い秋から冬は痩せやすい傾向にあります。
体重の増減は体に負担がかかるので、ドッグフードの量を調節して適正体重を維持してあげましょう。
ドッグフードの量で調節が難しければ、少し脂質・カロリーが多めのドッグフードを混ぜてミックスして与えてあげると上手に体重管理をすることができます。

おすすめは、モグワンドッグフードと、次の章でご紹介するカナガンドッグフードのミックスです。
ミニチュアダックスの年齢でドッグフードを変えるべき?
ミニチュアダックスは太りやすい(体重の増減がしやすい)犬種なので、できれば年齢によってドッグフードは切り替えたいです。
特に子犬(0歳~1歳半)の時期は成犬よりもタンパク質やカロリーを必要とします。
理想は「カナガンドッグフード」のような高タンパク質・高カロリーのドッグフードです。
このページでご紹介したモグワンドッグフードでも大丈夫なのですが、理想は「カナガンドッグフード」のような高タンパク質・高カロリーのドッグフードです。
モグワン | カナガン | |
---|---|---|
タンパク質 | 28% | 33% |
脂質 | 12% | 17% |
カロリー | 344Kcal | 361Kcal |
成犬になってからでも、カロリー消費が激しい秋から冬の季節は、モグワンとカナガンをミックスして与えることで、ドッグフードの量を変えずにカロリーコントロールできて便利です。
カナガンドッグフードも小粒でドーナツ形状なので、ミニチュアダックスにおすすめできるドッグフードですよ。
ミニチュアダックス専用のドッグフードは必要なの?
市販のドッグフードには「ミニチュアダックスフンド向け」「ミニチュアダックスフンド専用」として販売されているドッグフードもあります。
主な特徴としては
- 関節強化のためグルコサミン・コンドロイチン配合
- 美しい毛づやのためリノール酸配合
といった内容です。
これらの成分は犬の体には害はありませんが、ドッグフード自体の値段がかなり高額になってしまいます。※1kgあたり3,000円くらいするフードもある。
また、関節や毛なみを維持する添加物が配合されている一方で、小麦・とうもろこし・◯◯ミート・◯◯パルプといったような、本来使って欲しくない食材が使われているケースもあります。
ミニチュアダックス専用として販売されているある商品の原材料です。
使ってほしくない「とうもろこし・米・コーングルテン・シュガービートパルプ」の他、内容のわからない「家畜類」、発癌性の疑いがある「BHA・BHT」も使われていて、絶対に与えて欲しくないドッグフードです。
ミニチュアダックス専用のドッグフードは必要ありません。
ミニチュアダックスの弱い関節や毛づやの維持は、自然の食材から作られたドッグフードでも十分維持できます。
そういった意味でも、自然で安心安全な食材のみで作られている「モグワンドッグフード」をおすすめしています。

モグワンドッグフードには100円で2食分おためしできるモニターサービスがあります。モニターを利用した後に購入すると初回半額になるサービスもあるので、ぜひ気軽に試してみてください。