チワワにおすすめのドッグフードと選び方
チワワは、メキシコ発祥の犬種で、世界でペットとして飼われている犬の中で最も体が小さい犬種です。小さくて飼いやすいことから日本でも人気があります。
このページでは、チワワの特徴を踏まえた上で、チワワにあったドッグフードの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
チワワのドッグフードの選び方
チワワの弱点を補うドッグフードを選びましょう。
高タンパク質のドッグフードを選ぶ
チワワは体が小さいためケガしやすい犬種です。骨や筋肉が弱くなりやすいので、質の良いタンパク質でケガしにくい体作りをしましょう。
また、タンパク質は皮膚や毛の成長にも必要です。チワワ(特に毛の長いロングコートチワワ)は皮膚病になりやすく毛並みも悪くなりがちなので、タンパク質で補いたいですね。
カロリーは少し多めを選ぶ
「チワワは室内飼いで体が小さいから太りやすい」という情報がありますが、これは全くの間違い。
チワワは小さい犬種の割には代謝がよくて太りにくい犬です。これはメキシコ発祥で寒さに弱く、日本の寒い気候に耐えるためエネルギーを消費するからです。太ってしまうのは飼い主が必要以上に食事やオヤツを与えてしまうからでしょう。
エネルギーを消費してカロリーが足りないと、風邪や病気をしやすい犬になってしまいます。カロリーは少し多めのドッグフードを選んであげましょう。
粒が小さいドッグフードを選ぶ
犬は基本的に食べ物を「丸飲み」する動物です。
人間のようによく噛んで食べる習慣がないため、チワワのように体の小さい(食べ物が通る食道が狭い)犬の場合、粒の小さいドッグフードを選んであげましょう。ドーナツ状(真ん中に穴がある)ドッグフードなら万が一のときにも安全です。
チワワにおすすめのドッグフード
上記の選び方に合う、おすすめの「チワワのドッグフード」をご紹介します。
モグワンドッグフード
タンパク質・カロリー量がチワワに理想的な配合のドッグフードです。
モグワンのタンパク質・脂質・カロリー量は以下のとおりです。
タンパク質 | 脂質 | カロリー Kcal/100g |
|
---|---|---|---|
モグワン | 28% | 12% | 344Kcal |
カナガン | 33% | 17% | 361Kcal |
ファインペッツ | 36% | 20% | 415Kcal |
オリジン | 38% | 18% | 394Kcal |
ロイヤルカナン | 19% | 12% | 378Kcal |
※他、有名なドッグフードとの比較
平均的なチワワの体重は2.5kg
2.5kgの犬に必要なカロリー量は以下のとおりです。
犬の体重 | 成犬の春夏 | 成犬の秋冬 | 子犬の時 |
---|---|---|---|
2.5kg | 140Kcal | 200Kcal | 220Kcal |
※単位はKcal
※1日の摂取カロリーの目安
モグワンドッグフードの1日の給与量の目安が2.5kgの犬で68gなので、モグワンドッグフードで1日に摂取できるカロリーは、344Kcal(100gあたりのモグワンのカロリー)×0.68=234Kcalとなります。
2.5kgの犬に必要な平均カロリーが140Kcal~200Kcalなので、それよりも少し多めのカロリーです。少し多めのカロリーというチワワの条件にピッタリです。
また、小粒でドーナツ状の形というのもチワワの条件にピッタリです。
いわゆるプレミアムフードといわれるドッグフードで値段も少しお高めですが、病気知らずケガしらず、いつまでも元気で長生きしてもらうために、ぜひチワワにはモグワンドッグフードを食べさせてあげてください。

モグワンドッグフードには100円で2食分おためしできるモニターサービスがあります。モニターを利用した後に購入すると初回半額になるサービスもあるので、ぜひ気軽に試してみてください。
チワワの食事の注意点
チワワは体が小さい犬なので、1回2回ドッグフードを食べなかっただけで体重がガッツリ減ってしまいます。以下の点に注意してあげてください。
吐きやすい時は食事の量を減らして回数を増やす
犬はもともと吐きやすい動物なのですが、チワワは特に吐きやすい犬種です。少し食べ過ぎたり、体調が優れなかったり、単純に日々の気温差が大きいだけでも吐いたりします。
吐いたものをそのまま元気に食べてしまうなら問題ありませんが、吐いたものを残す状態だとドッグフードを食べない状態と同じになってしまい、すぐに体重が減ってしまいます。
吐きやすい時期は、1回の食事の量を減らして小まめにドッグフードを与えてください。1回の量が少ないと胃腸への負担も軽くなります。
食が細い時はドッグフードをふやかして与える
チワワは食が細い(ドッグフードをあまり食べない)犬が多いです。もちろん個体差はあってもりもり食べるチワワもいるのですが・・・
食が細いときはドッグフードをふやかして与えると効果的です。
犬はニオイで美味しさを感じます。ドッグフードをふやかすことでニオイがでるので、ドライの状態よりも美味しさがアップして食欲を増大させます。
ただし、ドッグフードをふやかして与えると、口が臭くなりやすく歯垢もつきやすくなります。虫歯にならないためにも、定期的に歯みがきをしてあげましょう。
チワワも年齢別にドッグフードを変えた方がいいのか?
チワワのような子犬の場合、全年齢対応のドッグフードなら年齢でそこまでシビアに分ける必要はありません。
とはいえ、理想を言えば年齢によってドッグフードは切り替えたいところです。
チワワも他の動物と同じように、成犬のときよりも子犬や老犬の方が高タンパク質・高カロリーのドッグフードを必要とします。
このページでご紹介したモグワンドッグフードでも大丈夫なのですが、理想は「カナガンドッグフード」のような高タンパク質・高カロリーのドッグフードです。
モグワン | カナガン | |
---|---|---|
タンパク質 | 28% | 33% |
脂質 | 12% | 17% |
カロリー | 344Kcal | 361Kcal |
カナガンドッグフードは、成犬のときはタンパク質・カロリーオーバーになってしまいますが、子犬(1歳未満)・老犬(10歳以上)になるとカナガンドッグフードの栄養バランスが適正になります。
カナガンも小粒でドーナツ形状。食べやすく万が一にのときにも安全です。特に老犬になると飲み込む力も弱くなるので、ドーナツ状の配慮は安心ですね。
チワワ専用のドッグフードはどうなの?
市販のドッグフードには「チワワ向け」「チワワ専用」として販売されているドッグフードもあります。
結論から言うと、チワワ専用でも特別なものが入っているわけではありません。チワワのドッグフードの選び方で説明したとおり、高カロリー・高タンパク質で粒が小さいというだけです。
むしろ、余計な香料や添加物が入っている危険性があります。
たとえば、ある「チワワ成犬用」として売られている商品に
- 優れた嗜好性
という記載があります。
食の細いチワワの食欲をアップさせるための対策なのですが、食欲をそそるニオイ(香料)をつけていて、健康面を考えるとよくありません。特に安めのドッグフードには多い対応です。
チワワにとって理想の栄養バランスが整っていれば、食材の質が高く、香料・添加物が入っていないドッグフードの方が一番です。チワワ専用のドッグフードは必要ありません。
そういった意味でも、チワワのおすすめドッグフードとして「モグワンドッグフード」をおすすめしています。

モグワンドッグフードには100円で2食分おためしできるモニターサービスがあります。モニターを利用した後に購入すると初回半額になるサービスもあるので、ぜひ気軽に試してみてください。